2026年10月22日
「腐植酸資材を使えば、土がふかふかになる」「肥料が効きやすくなる」。そんな期待から、腐植酸資材の購入を考えている方もいるのではないでしょうか。
腐植酸資材は、土の保肥力や保水性を補い、根や微生物が働きやすい環境を整える資材です。ただし、使うだけで土が大きく変わるわけではありません。堆肥などの有機物や、微生物の働きとあわせて考えることが大切です。
この記事では、腐植酸資材の基本と期待できる4つの効果、使い方と選び方を解説します。アヅミンとAGフミンの例、微生物資材「カルスNC-R」と併用する考え方、業界内でも注目されている開発中の新商品も紹介します。
目次
サクッとチェック!この記事でわかる重要ポイント
- 腐植酸資材は、腐植由来の成分を補う「土づくりの補助」:腐植酸資材は、土の保肥力や保水性を補い、根や微生物が働きやすい環境を整える資材です。
- 期待できる効果は4つ:期待される効果は、保肥力を高める、保水性を補う、根の発達や養分吸収を支える、団粒構造や土壌環境を支える、の4つです。
- 腐植酸資材だけでは土づくりは完結しない:堆肥やもみ殻などの有機物を土に戻し、微生物に分解させることが土づくりの土台です。土の硬さや排水不良には、畝を高くする、土を深く耕すなど、別の対策が必要な場合もあります。
- 選ぶ基準は「含有率」だけでなく「成分と使用量」:使用量や施用時期は製品ごとに異なり、同じ製品でも家庭菜園向けと農家向けで目安が違う場合があります。アヅミンとAGフミンも、成分や使用量の目安が異なります。
- 微生物資材との併用は「役割分担」で考える:腐植酸資材は保肥力など土の環境を補い、カルスNC-Rのような微生物資材は有機物の分解を進めます。
腐植酸資材とは?
腐植酸資材とは、腐植酸を含み、土壌環境を整える目的で使われる資材です。
腐植酸は、植物などの有機物が分解・変化する過程で生じる「腐植物質」の一種で、土壌中にも存在します。養分の保持や移動など、土の性質に関わる成分です。家庭菜園や農業では、この腐植酸を補うことで、肥料成分を保持しやすい環境を整えたり、根や養分吸収を支えたりすることが期待されています。
ただし、原料や製造方法、含有率、ほかに含まれる成分は製品ごとに異なります。すべての腐植酸資材が同じ効果を持つわけではありません。また、使うだけで土が劇的に柔らかくなるわけでも、肥料の効き目が倍増するわけでもありません。土の状態や育てる作物に合わせて使うことが大切です。
腐植酸資材に期待できる4つの効果
腐植酸資材には、土の保肥力や保水性を補う働きのほか、根の発達や養分吸収を支える働きなどが期待されています。
ただし、研究で確認された腐植物質の作用が、市販のすべての資材で同じように現れるとは限りません。ここでは、代表的な働きと注意点を順に紹介します。
①保肥力を高め、肥料成分を保持しやすくする
腐植酸資材に期待される働きのひとつが、土の保肥力を補うことです。保肥力とは、土が肥料成分などの養分を保持する力のことです。
この力を表す指標が、CEC(陽イオン交換容量)です。粘土のほか、腐植にもCECがあります。腐植はマイナスの電気を帯びていて、プラスの電気を持つ養分(陽イオン)を引きつけて保持します。
腐植酸を含む資材で腐植由来の成分を補えば、養分を保持しやすい土に近づくことが期待できます。養分が土に保持されやすくなれば、雨水による肥料成分の流出を抑えられる可能性もあります。
ただし、効果は土の種類や資材の性質によって異なります。肥料を与えても生育がよくならない場合は、保肥力だけでなく、肥料の不足、根の障害、pH、排水性なども確認しましょう。
②保水性を補い、水分を保持しやすい環境を整える
腐植酸資材には、保水性を補う働きも期待されています。保水性とは、土が水分を保持する性質のことです。土の有機物は、水分を保持する力を高めることが知られています。そのため、腐植酸を含む資材で水分を保持しやすい環境を整えることが期待できます。
ただし、使えばどんな土でも水もちが大きく改善するわけではありません。保水性は、土の粒子の大きさや構造、有機物の量などに左右されます。砂質で水が抜けやすい土では、有機物の補給もあわせて検討するとよいでしょう。
一方、水が抜けにくい土では、保水性を高めるより排水性の改善を優先したほうがよい場合があります。まずは、いま自分の畑や鉢の土がどのような状態なのかを把握することが大切です。
③根の発達や養分吸収を支える
腐植酸が植物の生育にどう影響するかは、これまで様々な研究がされてきました。養液を使った実験では、根の伸長や側根の発達が促されたという報告があります。また、根の生育の促進は、主要な養分の吸収量の増加と関連づけて報告されています。根が発達すれば、水分や養分を吸収できる範囲が広がり、生育を支えることが期待できます。
ただし、腐植酸資材を使えば必ず根張りがよくなる、収量が増えるといった結果が保証されているわけではありません。腐植物質に関する多数の研究を統計的にまとめた論文(メタ分析)では、生育促進の程度は一貫せず、予測しにくいとされています。資材の由来や施用量、植物の種類、栽培環境などによって、結果が変わるためです。圃場での研究は、まだ十分に進んでいないとも指摘されています。
根の発達を促したいときは、腐植酸資材だけに頼らず、根が伸びやすい土の硬さや水分環境、肥料の量もあわせて確認しましょう。
④土壌の団粒構造や土壌環境を支える
腐植酸資材は、土壌環境を整える土づくりの補助としても利用されています。
団粒構造とは、土の粒が有機物や微生物の働きでまとまり、すき間を持った団子状になった状態です。団粒が発達すると、水や空気の通り道ができ、水はけと水もちの両方がよくなります。土壌有機物は、団粒の形成を助け、排水性や保水性を高める働きを持つとされています。
ただし、腐植酸資材を使うだけで団粒構造ができ、土がふかふかになるわけではありません。団粒を形成するのは、有機物を分解する微生物の働きや、耕し方などです。腐植酸資材は、こうした土づくりを補助する選択肢のひとつと考えるとよいでしょう。
腐植酸資材だけでは土づくりが完結しない理由
腐植酸資材には、土の保肥力などを補う働きが期待できます。しかし、土づくりに必要な要素をすべて備えているわけではありません。有機物の補給や土の物理性の改善、肥料の管理などを組み合わせて考える必要があります。
堆肥やもみ殻などの有機物も重要
土づくりでは、堆肥やもみ殻、作物残渣などの有機物を土に戻すことも欠かせません。土壌有機物は、養分を供給し、イオン交換能(養分を保持する力)や団粒形成を高め、保水性・透水性・通気性を向上させるほか、土壌生物のすみかにもなります。
土壌有機物の量は、土に供給される有機物の量と、微生物による分解量のバランスで決まります。そのため農研機構の資料では、有機物を維持するには、分解される量以上に有機物を供給することが必要で、堆肥などの連用が有効と考えられるとしています。
腐植酸資材は、腐植に由来する成分を補う資材です。有機物そのものを土に供給したり、微生物の餌になったりするものではないため、堆肥などの代わりにはなりません。たとえば、有機物を補いたいときは堆肥ともみ殻、保肥力を補いたいときは腐植酸資材というように、目的で使い分けると考えやすくなります。
なお、有機物を分解するのは土の中の微生物です。この点は、後の章であらためて取り上げます。
土の硬さや排水不良は別の対策が必要な場合もある
土が硬い、水が抜けない、根が伸びにくいといった悩みは、腐植酸資材だけでは解決できない場合があります。原因が土の性質や畑の条件にあるためです。
土の硬さや排水の悪さには、農業機械の踏圧などでできる緻密な層(硬く締まった層)が関わることがあります。また、畑の排水設備や周辺の水の流れも影響します。土の性質によっても、水の抜け方は変わります。一般に砂が多い土は水が抜けやすく保肥力や保水性が低めで、粘土質の土は保肥力や保水性が高い一方、透水性や通気性が低めです。自治体の資料では、こうした排水の問題に対し、次のような対策が紹介されています。
- 硬い層がある場合:心土破砕(土の深い層を砕く作業)など、土を深く耕す対策
- 水がたまる場合:畝を立てる、排水のための溝(明渠)を設けるなど、水の逃げ道をつくる対策
- 土の物理性を改善したい場合:緑肥作物の根を利用する方法
これらの多くは、農家向けの資料に載っている対策です。家庭菜園で行う場合は、規模や設備に合わせて、畝を高くする、排水溝をつくるといった方法から検討するとよいでしょう。
腐植酸資材は、土の状態を補うための選択肢のひとつで、すべての土の悩みに対応できるわけではありません。まずは土の状態を確認し、原因に合った対策を選びましょう。
出典:農林水産省東海農政局「地表排水・心土破砕のフローチャート」資料
岡山県「水田転換畑における排水対策フローチャート」
青森県「排水改良の手引き」(令和2年)
腐植酸資材の使い方と選び方
腐植酸資材を使うときは、製品ごとの使用方法と成分を確認することが大切です。含有率だけで決めず、原料や配合成分、使用量も見比べて、目的に合うものを選びましょう。
使用量や施用時期は製品ごとに確認する
腐植酸資材の使用量と施用時期は、製品によって異なります。
たとえば、デンカの「アヅミン」は、家庭菜園向けの使い方として次のように案内されています。
- 地植え:植え付け前に、1㎡あたり100〜200gを深さ5〜10cmほどの範囲で土全体によく混ぜ込む
- プランター栽培:植え付け前の培養土10ℓに100〜200g(培養土の1〜2%が目安)を混ぜる
- 生育途中:根を傷めない程度に浅く耕し、表面にまくこともできる
一方、粒状腐植酸「AGフミン」(アイアグリ)の使用量の目安は、100㎡あたり1袋(20kg)、10aあたり100〜200kgとされています。保肥力を高めたい場合は、一度に大量に入れるより定期的に施用するほうがよいとも案内されています。
同じ製品でも、家庭菜園向けと農家向けでは目安の示し方が異なります。アヅミンの農業向けの基準量は、畑作物で10aあたり40〜80kgと紹介されています。袋やメーカーの案内で、自分の使い方に合った目安を確認しましょう。
施用量を増やせば効果が比例して高まるわけではありません。適切な量を、ムラなく混ぜ込むことが基本です。施用後すぐに植え付けられるかどうかも、製品や土の状態によって異なるため、メーカーの説明を確認してください。
出典:デンカ「みんなで学べる!使える!アヅミン」
アイアグリ株式会社「AGフミン」販売ページ(日本農業システム)
腐植酸の含有率や、ほかに含まれる成分を確認する
腐植酸資材は、同じ「腐植酸」を含んでいても、原料や処理方法によって性質が変わります。全農の資料でも、原料や処理方法で化学構造が異なり、水への溶けやすさなどの性質に違いが出るとされています。
たとえばアヅミンは、亜炭(古い植物が地中で変化した有機物)を硝酸で処理して腐植酸にし、苦土で中和して粒状にした肥料です。同じデンカの「アヅ・リキッド」は、アヅミンの製法を利用した液体の資材です。
選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 腐植酸の含有率
- 原料や製造方法
- 苦土(マグネシウム)など、腐植酸以外に含まれる成分
- 粒状・液体などの形状
- 使用量と施用方法
- メーカーが示す用途や使用上の注意
含有率が高い製品が、あらゆる土で優れた効果を出すとは限りません。含有率だけで優劣を決めず、目的と使い方に合うかどうかで選びましょう。
代表的な腐植酸資材「アヅミン」「AGフミン」
腐植酸資材の代表例として、「アヅミン」と「AGフミン」があります。
アヅミンは、デンカの腐植酸苦土肥料です。腐植酸を40〜50%含み、く溶性苦土(ゆっくり溶けるタイプの苦土)を3.0%以上含みます。窒素・リン酸・カリといった肥料成分は含まず、作物に養分を与える肥料というより、土の環境を整える資材と位置づけられています。家庭菜園向けには、1.8kgの小袋も販売されています。
AGフミンは、アイアグリ株式会社のオリジナル商品として、日本農業システムで販売されている粒状の腐植酸資材です。20kg入りが基本で、家庭菜園には量が多い場合もあります。苦土もあわせて補いたい場合には、「AGフミン 苦土プラス」も用意されています。
両者は成分と使用量の目安が異なります。腐植酸に加えて苦土も補いたいのか、規模や使い方に合う量かどうかなど、目的に合わせて選びましょう。どちらが優れているかは一概には言えません。
腐植酸資材と微生物資材を併用するメリット
腐植酸資材と微生物資材は、どちらも土づくりに使われますが、役割が異なります。腐植酸資材で保肥力などの土の環境を補い、微生物資材で有機物の分解を進める、というように役割を分けて組み合わせる方法があります。
ただし、併用すれば必ず効果が高まるとは限りません。製品ごとの使用方法を確認し、目的に合わせて使いましょう。
腐植酸資材と微生物資材は役割が異なる
腐植酸資材は、腐植に由来する成分を補い、保肥力や保水性を支える資材です。微生物を直接増やすのではなく、微生物や根が働きやすい環境を整える役割と説明されています。
一方、微生物資材は、製品に含まれる微生物の働きを利用する資材です。たとえばカルスNC-Rは、生の有機物を分解して土づくりを進める資材として紹介されています。
| 比較項目 | 腐植酸資材 | 微生物資材(例:カルスNC-R) |
|---|---|---|
| 主な役割 | 保肥力や保水性を補い、根や微生物が働きやすい環境を整える | 有機物を分解して土づくりを進める |
| 微生物との関係 | 微生物を直接増やすわけではない | 資材に含まれる微生物が働く |
微生物資材は製品によって含まれる微生物や用途が異なり、腐植酸資材も製品ごとに成分が違います。上の表は一般的な役割の整理なので、具体的な働きは各製品の説明で確認してください。
有機物の分解と土壌環境の改善を組み合わせる
土づくりの基本は、堆肥やもみ殻、作物残渣などの有機物を土に戻し、微生物に分解させることです。メーカーの解説動画では、そのうえで腐植酸資材を使うと、土の機能を高めやすいと説明されています。
腐植酸資材だけでは有機物の分解は進みません。反対に、微生物資材だけで保肥力などの土の性質まで補えるとは限りません。どちらか一方で土づくりが完結するわけではないため、腐植酸資材と微生物資材を組み合わせたいと考える人も多いでしょう。
ただし、ただ組み合わせるだけで必ず土が改善するわけではありません。土の種類や有機物の量、育てる作物に合わせて、必要な対策を選びましょう。
カルスNC-Rとの併用も選択肢のひとつ
カルスNC-Rは、リサール酵産が販売する複合微生物資材です。生ごみや植物残渣などの有機物を分解し、土づくりをサポートする資材として紹介されています。同社の説明では、混ぜて待つだけで、土の再生にかかる期間は最短1週間とされています。
腐植酸資材とは役割が異なるため、併用もおすすめです。リサール酵産の公式YouTube動画では、腐植酸資材とカルスNC-Rは相性がよいと説明されています。有機物の分解をカルスNC-Rに任せ、保肥力などの土の環境を腐植酸資材で補う、という使い分けです。
ただし、併用によって効果が高まることを示すデータや、最適な組み合わせ・使用量は、今回確認できた情報だけでは分かりません。使う際は、それぞれの使用説明を確認してください。
【注目】定植まで最短3日を目指す?開発中の新商品
リサール酵産では現在、カルスNC-Rとの併用を想定した新商品を開発しています。原料は、ゼオライトと、ケイ酸を多く含む天然鉱石(凝灰岩)です。これに、フルボ酸・フミン酸・ミネラルを含む液を組み合わせています。この液は、水分や肥料成分を保持する性質を持つゼオライトに吸収させているのが特徴です。
開発の狙いは、カルスNC-Rの微生物の立ち上がりを早め、有機物の分解を後押しすることです。あわせて、保肥力を補い、根張りの改善も目指しています。保肥力が上がり、根が強くなることで、肥料を減らせる可能性もあるとされています。
注目されているのが、土づくりにかかる期間です。メーカーの発信によると、カルスNC-R単体での土づくりは最短1週間ですが、新商品との併用で、最短3日で植え付けできる土づくりを目指しています。これは開発目標で、すべての土や作物で3日後に植え付けられることが保証されているわけではありません。
昨年の秋から冬にかけて行ったモニターでは、「根の張りが違った」「肥料を追加しなくても育った」といった声がありました。こうした意見を取り入れながら、改良が進められています。
販売は、2026年12月19日にインテックス大阪で開催される「花友フェスタ」で予定されています。現時点で正式な商品名は未定です。使用方法や適用条件も確定していない部分があるため、正式な情報は今後のメーカー発表で確認してください。
出典:
野菜が育たない原因に!?カルスNC-Rの「唯一の弱点」と補う方法を徹底解説!【土づくり CEC ゼオライト】
まとめ:腐植酸資材と微生物資材を上手に活用して土づくりを進めよう
腐植酸資材は、土の保肥力や保水性を補い、根や微生物が働きやすい環境を整えるために使われる資材です。根の発達や養分吸収を支える働きも期待されていますが、効果は資材の性質や土の条件によって異なります。
一方で、腐植酸資材だけで土づくりが完結するわけではありません。堆肥やもみ殻などの有機物を土に戻し、微生物に分解させることが土づくりの土台です。土が硬い、水が抜けないといった悩みには、畝を高くする、土を深く耕すなど、別の対策が必要な場合もあります。
腐植酸資材と微生物資材は役割が異なるため、目的に応じて併用する方法もあります。ただし、併用すれば必ず効果が高まるとは限りません。カルスNC-Rのような微生物資材を使うときも、それぞれの特徴を理解したうえで、土や作物に合った使い方を選びましょう。
「腐植酸資材」に関するよくある質問
腐植酸資材を使うと土はふかふかになりますか?
腐植酸資材を使うだけで、土が必ずふかふかになるわけではありません。腐植酸資材は、保肥力などを補い、土の環境を支える補助的な資材です。
土の硬さや団粒構造には、有機物の量、土の種類、耕し方などが関係します。土を柔らかくしたいときは、腐植酸資材だけに頼らず、堆肥などで有機物を補い、土が硬くなっている原因への対策もあわせて検討しましょう。
腐植酸資材を使えば肥料を減らせますか?
腐植酸資材を使えば、必ず肥料を減らせるというわけではありません。腐植酸資材に期待されているのは、肥料成分を保持しやすくすることで、肥料の効き目そのものが倍増するわけではありません。
肥料の必要量は、作物の種類や生育段階、土の養分の状態によって変わります。減らしたい場合は、土の状態や作物の生育を確認しながら、養分が不足しないように調整しましょう。
腐植酸資材と微生物資材は一緒に使えますか?
組み合わせて使うことができます。腐植酸資材は保肥力などの土の環境を補い、微生物資材は含まれる微生物の働きを利用するもので、役割が異なります。たとえばカルスNC-Rは有機物の分解を担う資材で、腐植酸資材とは相性がよいと説明されています。
腐植酸資材の効果はいつから現れますか?
効果が現れるまでの期間は、資材の種類や使用量、土の条件、作物によって異なり、腐植酸資材全般について「何日で」と言い切ることはできません。
メーカーの解説動画では、AGフミンについて、一度の使用で土が大きく変わるものではなく、3〜5年など長期的に積み重ねていく資材と説明されています。ただし、これはこの製品での説明で、すべての土や製品に当てはまる期間ではありません。AGフミンの販売ページでも、一度に大量に入れるより、定期的に施用するほうが保肥力アップに効果的とされています。
使う製品の説明を確認し、土や植物の状態を見ながら使い続けましょう。
