有用微生物土壌改良資材「EM・1」

EM・1 商品情報

「EM・1™」は、乳酸菌・酵母・光合成細菌など自然界の有用微生物をバランスよく複合培養した土壌改良資材です。有機JAS資材リストにも登録されており、有機農業でも安心してご使用いただけます。

有機物の分解や堆肥発酵を促進し、土壌微生物の多様性を高めて、作物の健全な生育や品質向上を実現。さらに水質浄化や悪臭抑制にも活用でき、環境保全型農業を力強く後押しする、信頼のロングセラー商品です。

メーカー名 株式会社EM研究所
設立 1999年4月1日
商品名 EM・1
価格 500ml 1,320円(税込)
1L 2,420円(税込)
10L 20,900円(税込)
有機JAS適合資材 認証済
有効期限 製造より1年

EM・1のおすすめポイント!

POINT 1

有機JAS認証資材として国の厳しい基準をクリアしており、高い安全性と信頼性。有機農業にも安心して導入可能。

POINT 2

乳酸菌・酵母・光合成細菌など多様な微生物の相乗効果により、有機物の分解や土壌改良はもちろん、水質浄化や悪臭抑制にも優れた効果を発揮。

EM・1の特徴

農家さんの利用状況

  • メロン

  • 小松菜

  • 玉ねぎ

  • ニラ

多様な作物や農業形態でEM・1が利用中!
EM・1は、メロンや小松菜、玉ねぎ、ニラなど幅広い作物の栽培で利用されています。さまざまな農業形態で活用され、皆さん高い効果を実感されています。

EM・1の特性

EM・1は、乳酸菌や酵母、光合成細菌など複数の有用微生物をバランスよく培養した土壌改良資材です。有機物の分解や土壌微生物の活性化を促し、作物の健全な生育や品質向上に貢献。有機JAS資材リストに登録されており、化学合成物質を一切使っていないため、環境にもやさしい資材です。

EM・1の用途

1.有機物の処理

・植物残さや畜糞堆肥などの分解促進
・ボカシ肥の製造や有機物施用時のEM散布による消臭効果

2.水の浄化

・農業用水や生活雑排水の浄化
・河川や地下への流出水の改善

3.土壌微生物の活性化

・EMやその代謝物がスターターとなり、土着菌を活性化
・土壌環境を豊かに整える

4.作物の活性化

・葉面や根圏の微生物相を刺激
・作物の活力を高め、健全な生育を促進

以上の4つの働きによって、農作物の健全化が促されます。

※EM・1は農薬ではありません。土壌全体を発酵させることで効果が期待できます。

EM・1使用手順

資材の使用量と投入目安

EM・1の使用方法

使用場面 使用方法
土づくり 耕起 堆肥などとともに作物残さを畑にすきこんで耕起し、EM・1を1L / 10a散布 (定植1ヵ月以上前)
植え付け準備 施肥・畝立て 作物残さ、雑草、有機肥料などを軽く地表面にすきこんで畝立てし、EM・1を1L / 10a散布 (定植1ヵ月以上前)
育苗期 種子処理 播種前に種子を水洗いし、EM・1の2000倍希釈液に30分浸漬後、陰干しをする
管理 かん水の水にEM・1を2,000倍希釈液になるように添加し、散布する (葉面にも同時に散布)
定植期 定植 定植前にEM・1の2000倍希釈液に苗を浸けこませ定植
生長期 管理 かん水の水にEM・1を1000倍希釈液になるように添加し、適宜散布 (葉面にも同時に散布)

EM・1の効果とは

  1. 土壌を健康で豊かな状態に
  2. 作物の生育と根張りを強化
  3. 悪臭を抑え衛生環境を向上
  4. 水質をきれいに保つ

EM・1の注意点

使用上の注意点

希釈液について

・EM希釈液は使う直前に作製し、すぐに利用してください。
・EM希釈液は夏期で1~2日、冬期でも3日以内には使い切るようにしてください。

葉面散布について

・葉物など作物の種類によっては、濃い濃度の葉面散布をおこなうと、EMに含まれる有機酸で葉面に黄色い斑点が発生したり、乾燥が激しい時期に生理障害を起こすことがありますので、ご注意ください。
・散布に用いる水は、できる限り塩素を含んでいない良い水をお使いください。
・殺菌剤とは併用しないでください。

その他

・開封後はお早めにご使用ください。6ヵ月以内にご使用いただくことをおすすめします。
・よく振ってからご使用ください。
・ご利用後は、その都度キャップをしっかりと閉めてください。
・人畜無害で口に入っても安全ですが、飲用ではありませんので、用途外のご使用によるいかなる損害についても一切責任を負いかねます。ご了承ください。

保存方法

・1日の温度変化の少ない暗所で保存してください。(10~25°Cが最適です。)
・冷蔵庫での保存は避けてください。
・ビニールハウスの中などは1日の温度変化が大きいので避けてください。
・冬期には凍らせないようにご注意ください。
・お子様の手の届かない場所に保管してください。

保管上の注意点

・本資材は土壌改良資材(微生物資材)ですので、早めにご使用ください保 管される場合は冷暗所に置いてください。
・未開封の場合でも、製造月から2年以内にご使用ください。
・開封後の保管は袋の口をヒモでしっかりと結び、ひっくり返しておくが粘 着テープでよく密封してから冷暗所に保管するなどして、できるだけ6ヵ月以内で使い切るようにしてください。
・本資材は肥料・農薬ではありませんが、事故防止のため幼児の手の届かない場所に保管してください。

EM・1の事例

施用事例紹介動画

EM・1の大規模農場の施用事例

大規模農場では、EM・1を堆肥や植物残さの分解、圃場全体への散布などに活用されています。土壌微生物のバランスが改善され、連作障害のリスクが減少。作物の生育も安定し、品質や収量の向上につながっています。EM・1の継続利用で環境負荷も軽減できると好評です。

引用元:大規模農場におけるEM活用 | EMグループ|EM GROUP JAPAN

沖縄の養蜂園におけるEM・1の
施用事例

沖縄県の養蜂園では、EM・1を活用してミツバチの健康管理と病気・ダニ予防に取り組んでいます。巣箱やミツバチへEM・1を定期的に散布した結果、バロアダニの除去効果が高まり、健康な巣群の維持に役立っています。また、EM・1の継続使用により腸内細菌のバランスも整い、ミツバチの免疫力や衛生状態の向上にもつながっていると評価されています。

引用元:ミツバチの健康を助けるEM | EMグループ|EM GROUP JAPAN

EM・1のりんご園の施用事例

長野県小布施町のリンゴ園では、台風による洪水被害で畑が水没しましたが、EM農法の活用でリンゴの木が力強く復活。土壌へのEM活性液やEMボカシ、炭の投入で土壌環境が整い、消臭や病気予防にも効果を発揮しました。被災翌年には過去最高品質のリンゴを収穫でき、生産者やスタッフにも大きな驚きと喜びをもたらしました。

引用元:EM農法が支えた、リンゴ畑の力強い復活―洪水被害からの早期回復