微生物資材「カルスNC-R」

カルスNC-R 商品情報

土を守ることは、未来の収穫を守ること。
次の10年を見据えた「土づくり改革」

微生物資材一筋で創業49年。カルスNC-Rは、そんなリサール酵産が歴史と誇りをかけて提供する土壌改良資材です。微生物資材だけを愚直に作り続けてきた専門メーカーは、この業界でも稀有な存在です。多種多様な微生物の力で、作物残さや稲わらをスピーディーかつ徹底的に分解できる土壌改良資材です。これ1つで、土壌の団粒化や地力向上、連作障害の予防まで、堆肥づくりにおける面倒な切り返しや作業を省けます。省力化と収量アップを同時に実現する農業の力強い味方として、多くの農家に選ばれています。

メーカー名 リサール酵産株式会社
設立 1986年5月20日
商品名 カルスNC-R
メーカー希望小売価格 粉タイプ:10kg 6,930円(税込)
粒タイプ:10kg 8,250円(税込)
有機JAS適合資材 認証済
有効期限 開封前:2年
開封後:約6か月

カルスNC-Rのおすすめポイント!

POINT 1

創業49年、微生物資材一筋の老舗メーカー「リサール酵産」が手がける信頼の品質。長年の経験と実績が裏付ける、確かな技術力が強みです。

POINT 2

連作障害や土壌病害に悩む畑にも。カルスNC-Rなら他社製品に比べて効果が長持ちし、健康な土壌を実現します。

POINT 3

カルスNC-Rをすき込んだ後、最短1週間で作物の植え付けが可能。分解力の速さで、次作へのスムーズな切り替えをサポートします。

POINT 4

カルスNC-Rは、「生」の有機物を土中で分解し、栽培と同時に土壌改良を可能にする画期的な資材です。残渣処理の効率化や土壌環境の改善を考える農家の方々に、連作障害の軽減と作物の品質・収量向上をもたらします。

カルスNC-Rの特徴

農家さんの利用状況

  • トマト

  • ナス

  • キュウリ

  • ピーマン

  • ネギ

果菜類を扱っている農家さんでの利用実績多数!トマトやナス、きゅうり、ピーマン、ネギなどの果菜類はもちろん、葉物野菜や根菜類、水稲など幅広い作物で実績があります。また、ビニールハウスだけでなく露地栽培でも、その効果を十分に発揮。おいしく、豊かな収穫には欠かせない農業の味方です。

資材の種類

粉タイプ

粉タイプ

特徴 粉タイプ 粒タイプ
散布のしやすさ 風で舞いやすい 風で舞いにくい
均一性 混ざりやすい 混ざりにくい場合がある
効果の発現 速い やや遅い
作業性 手や衣服が汚れやすい 汚れにくい

資材の使用量と投入目安

カルスNC-Rの使用量

用途 面積 資材の使用量
施設野菜・花卉 10アール 3〜4袋(30〜40kg)
露地野菜・牧草 10アール 2〜3袋(20〜30kg)
果樹・お茶 10アール 2〜3袋(20〜30kg)

有機物投入の目安

有機物の種類 硫安
(炭素率調整)
米ヌカ
(増量材)
有機物の
分解期間
緑肥(ソルゴー) 全部 不要 200~300kg 1~2ヵ月
作物浅さ 全部 不要 200~300kg 1~2ヵ月
生モミガラ 1トン
(約8反〜1町歩でとれる量)
40kg(※1) 200~300kg 6~10ヵ月
畜ふん生堆肥
(オガクズ・チップ・モミガラ入り)
5~7トン 不要 200~300kg 6~10ヵ月

基肥は、作物に応じて通常通り施用することを基本とします。

※生モミガラを使用する際は、基肥とは別に、微生物の活動に必要な窒素分を必ず補ってください。これを忘れると、作物が窒素不足に陥る可能性があります。なお、ここでご案内する使用量は一般的なほ場向けの目安です。EC値が高いほ場や肥料分が多く残っている場合は、資材の量を減らすなど調整してご使用ください。

※1 有機JASの場合は、硫安40kgの代わりに菜種油粕180〜220kgまたは米ヌカ450〜500kgを使用してください。

カルスNC-R使用手順

STEP
1

有機物をまく

稲わらや作物残さ、生モミガラなどの有機物を、まんべんなくほ場全体に均一に散布します。これが土づくりの土台となります。

STEP
2

カルスNC-Rをまく

有機物の上から、カルスNC-Rと米ヌカを均一に振りまきます。多様な有用微生物が土壌に行き渡るよう、ムラなく施用するのがポイントです。

STEP
3

速やかにロータリーですきこむ

有機物とカルスNC-Rを速やかにロータリーや耕運機ですき込み、土となじませます。素早い作業で微生物の力を最大限に引き出せます。

1〜3週間あける(カルス菌が有機物となじむ準備期間)

STEP
4

作付けをする

すき込み後、最短1週間で作付けが可能です。有機物の分解が早く進むため、次作への切り替えもスムーズに行えます。

STEP
5

そして、収穫する

健やかな土壌で育った作物は、根張りも良く、生育も旺盛に。豊かな収穫を実感できます。継続利用で、さらに土が豊かになります。

カルスNC-Rの事例

登録者数80万人超え
ユーチューバーも利用中!

塚原農園

再生回数

88万回再生

登録者数

81.5万人

※2025年6月時点

ひろちゃん農園

再生回数

42万回再生

登録者数

30.2万人

※2025年6月時点

鈴木農園

再生回数

74万回再生

登録者数

17.3万人

※2025年6月時点

カルスNC-Rキュウリの
使用事例

Hさんは、かつて根コブセンチュウの被害に長年悩まされていました。そこでカルスNC-Rと大量の生有機物を組み合わせる“本格的な土づくり”に挑戦。牛糞生堆肥や生モミガラ、米ヌカなど多彩な有機物をカルスNC-Rとともに土中発酵させても、発酵障害は発生せず、土壌改良の効果を強く実感できたそうです
栽培後に根を確認すると、根コブの被害はわずかで、根張りも良好。カルスNC-Rを毎年継続して全ほ場に施用してからは土壌消毒も不要に。葉色は淡く、実の曲がりも少なく、春先まで樹勢が保たれるようになり、市場からの評価も高まりました

引用元:リサール酵産株式会社「[施設園芸 ] キュウリ カルスNC-R施用事例」

カルスNC-Rピーマンの
使用事例

茨城県神栖市でピーマン栽培に取り組むTさん。長年にわたりカルスNC-Rを欠かさず愛用されている専業農家です。Tさんが栽培する“ジャンボピーマン”はみずみずしく、苦みが少ない絶品の味わいで、ピーマンを苦手とする子どもでも生で食べられるほどです
今や地元スーパーなどではなかなか手に入らず、人気限られた出荷先にしか流通しない逸品に。カルスNC-Rによる土づくりが、この味と品質を支えています。

引用元:リサール酵産株式会社「最高傑作のピーマン」

カルスNC-R使用事例

福島県郡山市の生産法人では、カルスNC-Rを使った本格的な土づくりが積極的に行われています。前作の作物残渣や未分解の有機物がたっぷりと敷き詰められたほ場に、カルスNC-Rと米ヌカ、さらにC/N比調整のための硫酸アンモニアなどを同時に散布し、ロータリーですき込む手法が実践されています。
すき込み後は1~2週間ほど養生期間をとり、その後に大葉(青ジソの若葉)を作付け。年間を通して連作障害や土壌病害の発生がほとんどなく、長く同じ作物を育てるにはやはり“土づくりが肝心”だと強調されていました

引用元:リサール酵産株式会社「土づくり開始前」

各サイトレビュー

  • Amazon・楽天 「土壌改良剤」

  • 楽天平均レビュー

多くの農家さんやユーザーから高く評価されています!

amazonのレビュー

楽天のレビュー

YAHOO!ショッピングの
レビュー

カルスNC-Rの効果とは

  1. たった1週間で定植が可能
  2. 分解が進みにくい粗大有機物でも、効率よく分解して、すぐに畑をリフレッシュ
  3. 有機物の発酵と作物栽培を同時進行でできるため、高回転作型にも対応できる
  4. 堆肥の熟成がスムーズに進み、手間を省きながら質の高い堆肥作りが簡単に
  5. 土中での有害ガス発生を抑えられ、ガス障害による作物のトラブルを予防
  6. 未熟な有機物でも、発酵障害や生育不良のリスクを気にせずに使えます
  7. 微生物のちからで、農薬に頼らずとも土壌の病害をしっかりガード
  8. 水はけと保水性が両立した、作物が元気に育つ理想的な土壌環境に
  9. 微生物バランスの多様化で、連作障害の発生を抑え、健全な畑作りに貢献
  10. 使い終わった土や野菜くず、葉や根をそのまま混ぜて、資源を無駄なく再活用

カルスNC-Rの
使用上の注意点

栽培上の留意点

・記載した使用方法については基本的な方法であり、使用する時期や有機物の種類と量によっては、すき込みから作付けまでの期間をさらにあける必要があります。
・直播き栽培で使用する場合、条件によっては害虫による発芽不良が懸念されます。この対策として、薬剤による防除を行わない場合、有機物をすき込んでから、播種までの期間は3週間あけてください。ただし、季節によって異なります。

使用上の注意点

・本資材は微生物資材です。土壌消毒使用後の本資材施用は、土壌消毒剤の効果が消えるまでの期間をあけるなど十分注意をしてください。
なお、前記期間については、使用する薬剤の製造メーカーや販売先へ確認してください。
・石灰類の使用には 充分注意してください。石灰窒素には殺菌作用がありますので、石灰窒素を使用する場合は、製造メーカーや販売先、石灰窒素工業会などにお問い合わせしていただき、充分な期間をあけてから本資材を施用してください。また、他の石灰類は使用できますが、本資材との同時混用は避けてください。
・本資材を施用する際は、ゴーグルやマスク等を着用し、本資材の施用後は手洗い・うがいをしてください。
・万一、本資材が眼に入って場合は、こすらずに流水で充分にすすぎ、症状によっては医師の診断を受けてください

保管方法とは

  • 紫外線のあたらない冷暗所に保管
  • 開封後はしっかりと空気を抜き、ガムテープなどで密封

保管上の注意点

・未開封の場合でも、製造月から2年以内にご使用ください。
・開封後の保管は袋の口をヒモでしっかりと結び、ひっくり返しておくが粘着テープでよく密封してから冷暗所に保管するなどして、できるだけ6ヵ月以内で使い切るようにしてください。
・本資材は肥料・農薬ではありませんが、事故防止のため幼児の手の届かない場所に保管してください。