有機土壌改良用微生物資材「ライズ」

ライズ 商品情報

「ライズ」は、有機質原材料と新生代貝化石に、乳酸菌、麹菌、放線菌などの有効微生物(ライズ菌)を長時間培養し、活性を高めた総合微生物資材です。安全な原料のみを使用し、化学処理を一切行っていないため有機JAS規格に適合しています。ライズで土壌の有機物を効率良く分解し、土壌の微生物相を健全化することで、作物の発根促進、収量・品質の向上が期待できます。

メーカー名 有限会社花巻酵素
設立 1989年5月
商品名 ライズ®
メーカー希望小売価格 粉状:15kg 2,750円
粒状:15kg 3,102円
有機JAS適合資材 認証済
有効期限 未開封で密閉状態なら数年間

ライズのおすすめポイント!

POINT 1

安全な有機原料のみを使用し、化学処理なしで有機JAS規格に適合。有機物を効率良く分解し、土壌の微生物相を健全化することで、作物の発根・収量・品質向上に貢献します。

POINT 2

健全な根圏環境を作り、根の張りを良くすることで、作物の生育を促し、収量や味・品質を高めます。

POINT 3

有機物を効率良く発酵分解し、土壌の微生物相を健全化。フカフカな団粒構造を促進し、地力を回復させます。

ライズの特徴

農家さんの利用状況

  • ホウレンソウ

  • ピーマン

  • リンドウ

  • 米・麦

野菜、果樹、花などの健全な育成を促す土壌改良材としてだけでなく、家畜舎の糞尿の悪臭を効果的に消し、衛生環境を改善します。さらに、環境に優しい太陽熱消毒をサポートし、病害虫の抑制にも貢献します。

ライズの特性

ライズは、厳選された複合発酵微生物群を天然ゼオライトにブレンドした有機微生物資材です。

野菜・果樹・花の健全育成や土壌改良だけでなく、家畜舎の臭い消し太陽熱消毒の効率アップにも活躍。多くの農家さんに愛用され、環境にやさしい農業と畜産の衛生管理を同時に支えます。

ライズの用途

ライズは、野菜、果樹、花、水稲など、あらゆる作物の栽培で利用されています。発酵熱を利用した太陽熱消毒の効率アップや、稲わら・もみ殻の早期分解、堆肥の発酵促進に効果を発揮。家畜舎では糞尿の臭い消しにも使われ、土壌改良・病害虫対策・環境改善に幅広く貢献します。

資材の使用量と投入目安

ライズの使用量

使用場所・用途 面積・量の目安 使用量
堆肥の発酵促進 堆肥1~2トン 1袋(15kg)
土づくり・土壌改良・生育改善 10a・300坪・1000㎡ 2~3袋
(30~45kg)
収穫の残渣を生かした土づくり 10a・300坪・1000㎡ 2~3袋
(30~45kg)
苗育て 育苗土 土に対して2%混合

ライズ「もみ殻堆肥作り」の配合材料例

材料 必要量
もみ殻 300kg
米ぬか 30kg
菜種油粕 33kg
ライズ 6kg
材料の重量の40%前後
【ポイント1】

菜種油粕の代わりに鶏糞又は豚糞を使うときのおおよその量は次の通りです。
鶏糞の場合ー120kg (発酵鶏糞 窒素2%前後)
豚糞の場合ー180kg (窒素 1.5%前後)

【ポイント2】

堆肥の発酵の原理 堆肥は微生物の働きで未発酵の有機物が発酵分解し腐植化する過程のもので すが、有機物に含まれる炭素と窒素の割合[炭素·窒素比】が適度の割合のとき 微生物が活発に増殖して短期間でよく発酵分解します。 [炭素·窒素比] (C/N比、炭素÷窒素)を 40~20になるように混ぜる有機 物の種類と量を調整します。

引用元:有限会社花巻酵素「もみ殻堆肥作り」

ライズの効果とは

  1. 「土をつくり」*「植物の生育を健全にする」=【美味しい作物】
  2. 植物の有機・無機養分の吸収を助ける。
  3. 植物の発根を良くして生育を促進する。
  4. 土壌の過剰肥料分を(特に窒素)を消化し肥料成分過多による悪影響をおさえる。
  5. 肥料成分の吸収過剰をおさえて植物を徒長させないで丈夫にする。
  6. 作物の甘味や旨みが増す。
  7. 発酵菌を強力に培養しているため有機質の発酵分解力が強い。
    「堆肥発酵促進資材」「水田の稲わら分解促進資材」

ライズの使用事例

ホウレンソウ
使用事例

岩手県でホウレンソウ(ハウス)30aと水田50aを経営されている吉田様は、過去に連作障害が発生した経験から、土壌環境の改善と夏場の病気対策を目的として、微生物資材「ライズ」を9年間にわたり活用されています。

有機肥料や自家製のもみ殻堆肥と併用し土壌の力を引き出すことで、平成11年の大干ばつの際にも収量を落とさないなど、安定した生産に繋がっています。

引用元:有限会社花巻酵素「【事例】ホウレンソウ30a、水田50a ライズ使用歴:9年」

リンドウ・イネ
使用事例

岩手県でリンドウ(露地・ハウス)とイネを栽培されている菅原様は、土壌改良微生物資材「ライズ」を7年間使用されています。
リンドウでは、ライズを使うことで根の張りが良くなり、初期生育が格段に向上。その結果、平成11年には花巻農協管内の切り花部門で最優秀賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

また、イネの育苗にもライズを活用し、根張りの良さと活着の早さを実現。出穂が例年より約10日早まる効果も出ています。近年は有機肥料「ユキパー」も併用し、生産性を高めています。

引用元:有限会社花巻酵素「【事例】リンドウ(露地)106a、イネ200a ライズ使用歴:7年」

ピーマン・イネ
使用事例

岩手県でピーマン(ハウス)20aとイネを栽培されている阿部様は、新しいハウスを作る際に土作り資材として微生物資材「ライズ」を導入し、10年間使用されています。

ライズと有機主体の元肥に加えて、有機肥料「ユキパー」を表面散布で活用。これにより、17年間ピーマンを連作しているにも関わらず、青枯病などの連作障害がほとんどなく、安全で良品質のピーマンを出荷し続けています。

引用元:有限会社花巻酵素「【事例】ピーマン(ハウス)20a、イネ430a、イネ(請負い)200a ライズ使用歴:10年」