肥沃な土づくり「トーマスくん」

トーマスくんは、肥料分はほとんど含まれていませんが、60種以上の有用微生物を高濃度で配合した液体資材です。これらの微生物が有機物や残渣をパワフルに分解し、やせ細った土壌を豊かな状態へと再生します。

微生物の力を最大限発揮するためには、堆肥やミネラルなどと併用し、適切な水分管理と1〜2ヶ月の養生期間を設けることが大切です。土壌をじっくり育てることで、作物の力強い生育を支えます。

トーマスくんは、アープ・トーマス・オルガ菌をはじめとする60種以上の善玉菌を配合した液体微生物資材で、土壌改良・連作障害対策・病虫害抑制など多彩な用途に使える「生きた微生物資材」です。

根張りの良い作物が育ち、土壌本来の力を最大限に引き出します。肥料分は控えめなため施肥設計がしやすく、環境と調和した持続的な土づくりに最適です。

堆肥や米ぬか、海藻源肥、ミネラルこんぶ等を全面散布し、トーマスくん原液を水で希釈してまきます。耕起して土をよく混ぜた後、水分を50～60％程度に調整。露地なら雨を活用し、乾燥防止のため被覆し20～40日間養生します。

元肥（ぼかし肥料や配合肥料）を施し、再度耕起や畝立てを行います。ぼかし肥料作成時には、原料200kgに対しトーマスくん原液1Lを希釈して混ぜると促進されます。

定植直後に、トーマスくんと穂宝源（すいほうげん）を希釈して散布します。
（10aあたり原液2リットル、家庭菜園なら50mlが目安）。

約30日ごとにトーマスくんと穂宝源（すいほうげん）を希釈し、潅水や葉面散布で使用。継続的に利用することで土壌の微生物相が安定します。必要に応じて有機質の追肥も行いましょう。

肥料は有機質を中心に使い、施肥量は基準の2～4割ほど減らすのがおすすめです。栽培管理は適正に行い、必要な時に追肥や散水を行ってください。